2025全日本農はだてのつどい(終日滞在編)

Yosakoi以外の話は個人のアカウントでやれというご意見もあるとは思いますが農はだての開催趣旨からするとYosakoi以外の部分がむしろメインですので…これら一連のプログラムのごく一部に飛勇凛も参画させいてただいていたという話を書き残しとこうと思います('-')


飛勇凛の農はだては厄年連のさらし巻きのお手伝いのため午後1時~2時には集合がかかります。私が到着した頃には一段落してましたので写真は1週間前のリハで説明をしているとこ。2つに折る、一度水に濡らして乾かしてからの方が良い、ねじりながら巻くetc.コツはいろいろあるそうです。そして、この時間来れないメンバーも本番前に隊列確認する時間には揃います。

縄ないチャンピオン決定戦

農村文化を子供世代に繋いで行きたい趣旨を込めたプログラムかなと思います。観客として見守る側には競技を応援するお父さんお母さん世代と稲わら文化に子どもたちが触れていることに目を細めているご年配の世代と。

豊作・安全祈願神事~火入れ

郷土芸能披露

行山流都鳥鹿踊保存会・金津流石関獅子躍保存会の皆様。やはり特別な気合を入れて今回の農はだてに参加なさったのかなと思います。前半大福俵の前で踊りを奉納する光景、両団体で工夫を凝らしたであろうステージ構成等々ぐっと来ました。

庭田植再現

「雪の降り積った庭を田んぼに見立て、松葉や稲藁を植えることで予祝(=秋の豊作を祈願する)行事」。農はだてを伝えるニュースでよく登場しアマチュアカメラマンの注目度も高いのがこちらですね。チームの集合時間と重複して見逃すことが多かったのですが久しぶりに見ました。

厄年連リハーサル

会場では餅まきの時間。かつて農はだてでは”日本一の大臼”で餅つきをしておりましたがいつの間にか見なくなりました(聞くところによると割れて修理が必要な状態なのだとか)控所の体育館では厄年連のリハーサルが始まり、飛勇凛もつがい踊りにご一緒しております。

練習時間(飛勇凛)

会場では抽選会をやっている時間です。弊チームは隊列構成をだいぶ複雑に作り込んでおりますので毎回の隊列確認が必須です。現オリジナル曲は皆踊り慣れて来ましたので割合短時間でまとまります。しかし(強調)今回は旗披露の後半に踊り子が入ることにした歓喜豊穣が手強かったA;^_^)個人レベルで振り付けは入っているとは言えあーでもないこーでもないと立ちどまり確認しながら時間差カウントと立ち位置を決め、最後に通したらぎりぎり本番15分前でした。端で見守っていた誘導スタッフの方は冷や汗ものだったと思います。

YOSAKOI披露

よさこいを見守るサメ(よサメ)さんから動画をお借りしますm(_ _)m

厄年連引継式~つがい踊り~冬空花火

引継式には昨年の厄年連総代表として紅翔連じゅんじゅん氏が登場。厄年該当の飛勇凛メンバーも輪の中におります。福俵引きがなかったとは言え会場の真ん中に大福俵が鎮座ましますと写真が引き締まりますしぐっと農はだてらしくなりますね。


かつて合併前の胆沢町が標榜していた日本一の田舎という気概はこの全日本農はだてのつどいという祭りに濃厚に表れていたと思います(何せ”全日本”と銘打ち日本一の福俵や大臼が活躍していたのですから)
・胆沢を代表する祭りの消失
・厄年連が活躍する場
・外の空気で胆沢の文化や郷土芸能に触れる機会
・・・この祭りの終了に伴いいろんなものが無くなっちゃうなぁと思います。しかしながら厄年連等の出演団体は次第に参加人数が減り福俵や大臼は会場から姿を消し、年々維持が難しくなっていたのは分からなくもないところでした。
後継イベントは今年七月の開催を目指すとのことで動向を見守りつつ地元のYosakoiチームとして協力出来るところでの協力は惜しまずやっていこうと思いますm(_ _)m

Posted by hiyu-rin