胆沢のさよ姫史跡探訪(再-1)見分森展望台
2023年秋のことですがYosakoiチーム飛勇凛が胆沢のさよ姫の伝承を新曲の題材として取り上げたことをきっかけとして関連史跡を訪問して記事にしました(⇒記事)。その際、抜け落ちたところがありましたので改めて関連史跡について調べたところまぁあるわあるわ、この話ってフィクションだったよな?史実だったっけ??と混乱を覚えるほどでした。昔人、見て来たようななんとやら。何故これほどあるのか?その謎を探るべく我々は見分森の展望台へ向かった。
およそ一年半調べたり見て回ったりした記録です。
見分森展望台(奥州市水沢見分森)⇒MAP


見分森は胆沢扇状地における唯一の丘陵地とのこと。物語中にも登場しており、さよ姫がここから大蛇の棲む沼地を臨み、また遥か故郷を思いやった場所とされています。とりあえず高いところに行ってさよ姫の気持ちになってみましょう。
北の方角

展望台を上りきった瞬間に見える光景です。昔と比べて田畑は大規模化し展望台はずっと高いのでこの通りの光景をさよ姫が見たわけではないと思いますが実際来てみると文字で追っていた物語がリアル眼下に広がることにちょっとした感動を覚えます。
北西方向



物語の主要な舞台がこちら方向に広がっております。宝寿寺(垢取り石)、四ツ柱。大蛇が身を隠したという止々井沼は大小さまざまな沼が広範囲に広がっていたらしいです。もう少し東にある角塚古墳は周辺のエグネや住宅に隠れて見えない模様。最寄りのガソリンスタンドが見えるので大体の位置は確認できます。
もういちど北

真北から気持ち東は高山掃部長者屋敷の方角。この展望台からの方向感覚としては水沢インター方面ですね。
佐用姫・小夜姫・さよ姫…表記について
以前の記事では『佐用姫』の表記を用いておりましたが他にも小夜姫だったり佐世・佐与だったりいろいろありました。それらを含める意味でひらがな表記がよろしいかな。以後は『さよ姫』として論を進めます。